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出張ワインセミナーvol.7~マリアージュ編2~

マリアージュって本当におもしろいんですよ。
お料理の美味しさをワインが引き立て
ワインの美味しさをお料理が引き立てる。

素敵な関係。。


では、今回のマリアージュのご紹介です!

*ファルケンシュタイン ゲヴェルツトラミネール セッコ 2008
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ゲヴェルツトラミネールはフランスのアルザスやドイツなどで
多く作られるブドウ品種ですが、これはイタリアのもの。
ボトルデザインもやはりゲヴェルツらしさを踏襲してイタリアには
珍しい背高のっぽのアルザス調。
イタリアで造られた特徴でブドウの糖度が高かったためか
アルコール度数はナント16%。アルザスやドイツではあり得ない高さ!
この日は一番最初にご用意したワインで空きっ腹にはかなり効きましたね。
ブドウ品種由来のアロマティックで華やかな香り。
ライチの香りがわかりやすい特徴とされていますが、このワインも
香りはとても華やかで濃厚なフルーツの香り。
ライチや薔薇香水の様な芳香にフレッシュなタイムのハーブ香も
香ってきます。
味わいは一口目は甘口と感じられるかもしれませんが
それはアルコール度数の高さからくるものと香りの甘やかさからくるもの。
しかしながら、このワインにはseccoという名前がついていることからも
酸がかなり高いので辛口です。
身体の中に美しい何かが入った様に思わせるキレイで美味しいワイン。
まるでゴージャスで知的な雰囲気漂うブロンド美女という表現を
させてもらいました♪
このワインは収穫するブドウが良質な年のみ生産されるため
少しお高めの価格帯となっています。

マリーアジュのお料理はこちら…
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メダイとお野菜を中華っぽくスパイシーに味付けたお料理を
よ~こさんが作ってくださいました。
ゲヴェルツトラミネールはそのエキゾチックな芳香から中華や
エスニックと合うと言われています。
今回は白身魚かホタテやエビなどを使って調理法はヴァラエタル
味付けを中華やエスニック風味でとお願いしました。
今回の味付けはピッタリ!
ご参加の皆さんにもまずはワインのティスティングのみをしていただき
その後お料理を口に含んでワインを飲んでいただくのですが
その瞬間、みなさん納得の美味しさをおわかりいただけたと思います。

*ジャン・クロード・マス メルロー 2009
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ブラック系ベリーの香りがするブドウ品種の中でも
フレッシュなベリーではなく、フルーツケーキのように焼いて
甘やかな香りが特徴のメルロー。
このメルローはフランスのラングドック&ルーションという
温かい地方で造られる特徴の凝縮したブドウの甘みが
感じられるワイン。
シルキーなタンニンと心地よい酸が綱引きをしたら
引き分けになったという感じの良いバランスです。
ちょっと淑女的ムードを漂わせるワイン。
長い漆黒の髪を前髪パツンと切った色白の女性を思わせるワインです。
また、今回参加された方のうち数名は同じ造り手のカベルネ・ソーヴィニヨンも
以前のセミナーでお試しいただいたことがあります。
そんな比較もしていただけるといいな。。って言っても忘れてしまいますよね(笑)

マリアージュのお料理はこちら…
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スタッフ・ド・ポークをジンジャーとマスタードのソースを添えて
PADDYさんが作ってくださいました。
ボルドーの格付けワインではメルローと牛肉を合わせることが
多いのですが、今回はデイリーなテーブルワインで甘みがあるもの。
旨味のある白肉と相性が良いことから、豚肉を使って調理法はソテー
ジンジャーorマスタードの味付けでとお願いしておきました。
まさか、両方の味付けをうまく融合させていただけると思っていなかったので
それに驚いたのと、更にこのお肉のスタッフッイングには玉ねぎとりんごを
使っているところにも驚きました。そしてシナモンの香りも…。
先程ワインのところで焼いたフルーツケーキという香りの表現をしましたが
フルーツの種類は違えど、火が入ったりんごがまさにそのイメージ。
それに甘やかなフルーツケーキの要素にはシナモンの香りも合います。
まさにワインに寄りそってくれるお料理でした!

*ドメーヌ・ド・ラ ボーム 2010
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このワインはヴィンテージは異なりますが、かつて一個人と言う雑誌で
テーブルワインの赤ワイン部門で一位をとったことがあるとか。。
上記のメルローとは兄弟のカベルネ・ソーヴィニヨン。
同じような黒系ベリーの香りが漂いながらも少し青臭いピーマンの様な
硬い鉄の様な雰囲気がある特徴的な香りが出ています。
産地もメルローと同じ、ラングドック&ルーション
やはり果実味もしっかりしていますね。
テーブルワインのレベルであれば、同じブドウ品種でも
銘醸地のボルドーやブルゴーニュよりも温かい地方で
造られるワインの方が安価で美味しいものが見つかるように思います。
このワインもそんなワインのひとつと言えましょう。
一見正統派で優等生。でも、出るとこ出ているナイスボディな女性の
イメージでしょうか。

マリアージュのお料理はこちら…
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2種類の牛肉を使ったお料理。
牛肉の梅味噌漬けソテーとローストビーフバルサミコ風を
Lovable_Daysさんが作ってくださいました。
牛肉にはカベルネ・ソーヴィニヨンが定石と言われています。
さらに、事前にこのワインをティスティングしたイメージから
発酵食品と合わせてみたいイメージが湧き、調理法はソテーで
味付けは味噌かバルサミコでとお願いしました。
それを2種類の異なる料理で実現させてくださるとは~♪
お料理上手なみなさんは本当に考えることが素晴らしい♡
ワインと一緒に味わってみると、カベルネ・ソーヴィニヨンのワインを
単一で味わうと好みでは無い方も、お料理と一緒だと美味しいと感じる。。
あれれ???
そうなんです!これがマリアージュの楽しさと美味しさなんですよね!
私も、どちらかと言えばカベルネ・ソーヴィニヨン100%のワインを
それだけでというのは苦手な方なのですが、牛肉のグリルやソテーの
お料理と飲む時はグラスワインでもカベルネ・ソーヴィニヨンを
選ぶことが多いのです。

前半、3種類のマリアージュはここまで。
後半もお楽しみに!
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by petit-eclat | 2011-10-17 12:06 | ワイン
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